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5月22日の日本株は大幅続伸、AI・半導体主導で日経平均は6万3000円台へ

5月22日の日本株は大幅続伸、AI・半導体主導で日経平均は6万3000円台へ

5月22日の東京市場は、前日の米国株高を受けてリスク選好が戻り、日経平均が大きく続伸しました。株式新聞Webのマーケット情報では、日経平均は63,339.07円、前日比1,654.93円高。TOPIXも3,892.46、同38.65ポイント高でした。

ただし、全面高というよりは、AI・半導体、非鉄金属、情報通信などに資金が寄った相場です。次回立会日である5月25日は、週末の米国市場、米5月ミシガン大学消費者態度指数、為替と金利の落ち着きが続くかが焦点になります。

  • 日経平均は大幅続伸し、6万3000円台を回復
  • TOPIXも上昇したが、指数寄与度の高い銘柄主導の色が濃い
  • グロース250は15時21分時点で828.30、前日比31.38ポイント高
  • 次回は米国市場、ドル円、国内長期金利、AI関連株の買い継続を確認したい
目次

主要指標:日経平均は大幅高、グロースも強い

まず、5月22日の主要指数を確認します。確認時点が異なるため、表ではデータ元と時刻を分けています。

指標確認値前日比確認時点・出所
日経平均株価63,339.07円+1,654.93円株式新聞Web マーケット情報、5月22日夕方確認
TOPIX3,892.46+38.65株式新聞Web マーケット情報、5月22日夕方確認
東証グロース市場250指数828.30+31.38トレーダーズ・ウェブ、15:21時点
東証REIT指数1,803.86-12.82株式新聞Web マーケット情報、5月22日夕方確認
米ドル/円159.13円+0.15円株式新聞Web マーケット情報、5月22日夕方確認

大きく動いたのは日経平均です。前日の終値61,684.14円から一段と水準を切り上げ、15日以来の6万3000円台を回復しました。

一方で、5月22日16時時点で東証の確定日報は5月21日分までの掲載が中心でした。そのため、売買代金や大引け時点の騰落数は、確定値の更新を待って確認したい項目です。

参考になるのは前引け時点の数字です。株探によると、前場のプライム市場は売買代金が概算4兆6272億円、値上がり727銘柄、値下がり800銘柄、変わらず41銘柄でした。前場段階では指数の強さほど、銘柄数の広がりは強くありませんでした。

主導したのはAI・半導体と一部素材

この日の上昇を押し上げたのは、米国株高を受けたハイテク買いと、指数寄与度の高い銘柄への資金流入です。

株探の前引け概況では、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングス、アドバンテスト、東京エレクトロン、フジクラ、古河電気工業、イビデン、村田製作所などが上昇銘柄として挙げられました。いずれもAI、半導体、データセンター、電子部品、電線・非鉄といったテーマに近い銘柄です。

業種別では非鉄金属が目立つ

トレーダーズ・ウェブの15時21分時点の業種別指数では、上昇が目立ったのは次の業種でした。

  • 非鉄金属:+7.21%
  • ガラス・土石製品:+3.76%
  • 情報・通信業:+3.53%
  • 電気機器:+2.27%
  • 機械:+1.72%

非鉄金属の強さは、フジクラや古河電工など、AIインフラやデータセンター投資の連想が働きやすい銘柄への買いとつながります。電気機器や機械の上昇も、半導体製造装置や電子部品の地合い改善を映しています。

下げた業種もある

一方で、すべての業種が買われたわけではありません。

  • 保険業:-1.92%
  • 不動産業:-1.77%
  • 水産・農林業:-1.70%
  • 海運業:-1.48%
  • 電気・ガス業:-1.11%

高金利に敏感な不動産、金利低下局面で相対的に物色が弱まりやすい保険、ディフェンシブ系の一角には売りも残りました。指数は強いものの、物色は「リスクオン一色」ではなく、資金の向き先がかなり選別されています。

外部環境:米株高と国内CPIが支え、金利はまだ確認材料

5月22日の日本株を支えた外部材料は、米国株の上昇です。

みんかぶが伝えた21日の米国主要株価指数は、S&P500が7,445.72で12.75ポイント高、ナスダック総合が26,293.09で22.73ポイント高。株式新聞Webによると、NYダウも50,285.66で276.31ドル高となり、終値ベースで最高値を更新しました。

この流れを受け、東京市場でも朝から買いが入りました。株探は、前日の米国株高と米国・イランの戦闘終結期待が東京市場の支えになったと伝えています。

国内CPIは金利警戒をやや和らげる材料

国内では、総務省が5月22日8時30分に4月の全国消費者物価指数を公表しました。ロイター報道によると、生鮮食品を除く総合指数は前年同月比1.4%上昇でした。

これは、日銀の追加利上げ観測を一方的に強める数字ではありません。金利上昇への警戒が強かった前日までの相場から見ると、グロース株や高PER株には一定の安心材料になりました。

ただし、為替は1ドル159円台。円安は輸出株には追い風になりやすい一方、輸入コストや家計負担を通じて物価を押し上げる面もあります。次回立会日も、ドル円と国内長期金利を同時に見る必要があります。

次回立会日:5月25日は買い継続か、利食い優勢かを見極める日

5月25日の東京市場は、5月22日の大幅高を受けて始まります。焦点は、買いが半導体・AI関連から市場全体へ広がるか、それとも週明けに利益確定が先行するかです。

強気材料

  • 米国株が底堅く、NYダウが最高値を更新した
  • 国内CPIが過度な金利警戒を強める内容ではなかった
  • AI・半導体、データセンター関連への資金流入が続いている
  • グロース250も15時21分時点で3%超上昇し、中小型にも買いが入った

弱気材料

  • 日経平均は短期間で大きく戻しており、利食い売りが出やすい
  • 前引け時点では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っていた
  • ドル円159円台は輸入物価や政策対応への警戒を残す
  • 不動産、保険、REITなどには弱さもあり、全面高とは言い切れない

ここがポイント: 5月25日は、日経平均の水準そのものよりも、半導体以外に買いが広がるかを確認したい日です。TOPIX、グロース250、騰落数がそろって強ければ、地合い改善の信頼度は上がります。

大引け後に見るべき材料

5月22日大引け後は、決算シーズンの山場を過ぎているため、大型決算そのものよりも、適時開示、自己株買い、上方修正、資本政策の発表が次回立会日の個別物色に効きやすい局面です。

確認したいのは次の3点です。

  • 半導体・電子部品・非鉄関連で上方修正や受注関連の開示が出るか
  • 自社株買い、増配、資本効率改善策が大型株に広がるか
  • 決算後に売られていた銘柄へ買い戻しが続くか

個別銘柄を無理に追うより、まずはテーマの持続性を見た方がよさそうです。5月22日は「AI・半導体が買われた日」でした。5月25日は、それが「市場全体の地合い改善」に変わるかを見極める立会日になります。

5月25日に見るポイント

最後に、次回立会日のチェック項目を整理します。

  • 日経平均:6万3000円台を維持できるか
  • TOPIX:日経平均に遅れず上昇できるか
  • グロース250:金利警戒後退を背景に買いが続くか
  • 業種:非鉄金属、電気機器、情報通信の強さが続くか
  • 為替:ドル円159円台から大きく円高・円安に振れないか
  • 金利:国内10年債利回りが再び上昇圧力を強めないか
  • 米国市場:米5月ミシガン大学消費者態度指数後の株価・金利反応

5月22日の上昇は力強いものでした。ただ、指数寄与度の高い銘柄に資金が集中した面もあります。週明けは、日経平均の上げ幅だけでなく、売買代金、騰落数、TOPIXとグロース250の追随を確認することが重要です。

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