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円急伸が輸出株の重荷に 8月3日の日本株は下落、次回は為替の落ち着きが焦点

円高を映す為替画面と東京市場の株価ボード。

円急伸が輸出株の重荷に 8月3日の日本株は下落、次回は為替の落ち着きが焦点

8月3日の日本株は、急速な円高が輸出関連株の重荷となり、日経平均が下落しました。米国株高や原油安は支えになったものの、ドル円が前週の164円近辺から一時155円台まで動いた影響を打ち消せませんでした。

ただし、16時時点ではJPXなどの公式日報が未更新です。日経平均以外の終値、売買代金、騰落数は確認後に差し替える必要があります。

  • 日経平均:取引時間中に6万3,652円26銭、前営業日比1.1%安
  • 主な下押し材料:日米当局による円買い介入後の急速な円高
  • 下値を支えた材料:前週末の米国株高、原油価格の大幅下落
  • 8月4日の焦点:ドル円、輸出株の反応、韓国半導体株の値動き
目次

主要指数と市場の広がり

8月3日は日経平均の下落が確認できる一方、市場全体の弱さを測るために必要なデータは一部未確定です。

日経平均は円高を受けて反落

AP通信の8月3日午後の報道では、日経平均は6万3,652円26銭と、前営業日比1.1%安でした。

日経平均の公式ヒストリカルデータによると、7月31日の終値は6万4,362円02銭です。前営業日に大きく戻した後だけに、円高をきっかけとした利益確定売りも出やすい局面でした。

TOPIX・グロース250・売買代金は公式更新待ち

16時時点の東京証券取引所日報には8月3日分が掲載されていません。そのため、次の項目は確定値を記載していません。

  • TOPIX終値と前営業日比
  • 東証グロース市場250指数の終値
  • 東証プライム市場の売買代金と売買高
  • プライム市場の値上がり・値下がり銘柄数

日経平均だけが下げたのか、TOPIXや中小型株にも売りが広がったのかで地合いの評価は変わります。公式日報の更新後は、まず騰落数とTOPIXの下落率を確認したいところです。

円高が輸出関連株を圧迫

この日の中心材料は為替でした。ドル円は前週の164円近辺から一時155円20銭付近まで円高が進み、東京市場の午後には156円44銭前後で推移しました。

円安は海外売上高の大きい企業の利益を円換算で押し上げます。逆に、短期間で円高が進むと、自動車や電機などの輸出企業には業績予想を見直す警戒が生じます。8月3日はこの影響が株価に表れました。

一方、円高には輸入コストを抑える面があります。原油も大幅に下落したため、燃料や原材料を海外から調達する企業には負担軽減への期待が生まれます。

指数は下落しましたが、円高と原油安の恩恵を受ける内需企業まで一様に弱いとは限りません。 公式の業種別騰落率が公表された後は、輸出株と内需株の差を確認する必要があります。

海外市場は強弱が交錯

外部環境には日本株を支える材料もありました。

前週末の米国市場では、S&P500が0.7%、ダウ平均が0.5%、ナスダック総合が1.0%上昇しました。米大型テクノロジー企業の決算を受け、AI投資が利益につながるとの期待が支えになっています。

半面、8月3日の韓国総合株価指数(KOSPI)は5.2%下落しました。サムスン電子やSKハイニックスも大きく下げており、日本の半導体関連株にとっては警戒材料です。

原油は中東情勢の緊張緩和期待から5%前後下落しました。これは輸入物価にはプラスですが、資源関連株には逆風となり得ます。

外部材料を整理すると、次の構図です。

  • 強気材料:米国株高、米大型テックの好決算、原油安による輸入負担の軽減
  • 弱気材料:急速な円高、韓国株と半導体株の下落、為替介入への継続的な警戒

大引け後に確認したい決算・適時開示

8月4日の寄り付きでは、8月3日の大引け後に発表される決算や適時開示も株価材料になります。

16時時点では発表が続く時間帯のため、個別の内容を早急に市場全体へ結び付けるのは避けるべきです。適時開示情報閲覧サービスで、次の点を確認する必要があります。

  • 日経平均やTOPIXへの寄与度が大きい企業の業績
  • 自動車・電機企業が示す想定為替レート
  • 半導体企業の受注、在庫、設備投資見通し
  • 原油安が運輸、化学、資源企業の採算に与える影響

個別企業の好決算が指数を押し上げても、値下がり銘柄数が多ければ市場全体の地合い改善とは言い切れません。指数寄与度と騰落の広がりを分けて見ることが重要です。

8月4日に向けた二つのシナリオ

次回立会日の方向を決める第一の条件は、ドル円が落ち着くかどうかです。

反発しやすい条件

  • ドル円が156円前後で安定し、円高の速度が鈍る
  • 米国株や米半導体株が堅調に推移する
  • 大引け後の主要決算が市場予想を上回る
  • TOPIXや騰落数から、内需株への資金移動が確認できる

この場合、8月3日に売られた輸出株や半導体株に買い戻しが入りやすくなります。

下値を試しやすい条件

  • ドル円が再び155円を割り込む
  • 当局者の発言で追加介入への警戒が強まる
  • 韓国や米国の半導体株が一段安となる
  • 日経平均だけでなくTOPIXとグロース250にも売りが広がる

円高が続く場合は、日経平均の水準だけでなく、輸出株から内需株へ資金が移るかが焦点です。全面安になるのか、業種間の選別が進むのかで翌日以降の地合いは大きく異なります。

8月4日の寄り付き前には、ドル円、米半導体株、日経平均先物、大引け後の主要決算を確認したいところです。寄り付き後はTOPIXと騰落数を見て、反発が市場全体に広がっているかを判断するのが実務的です。

※本記事は市場全体の情報整理を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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